M-1グランプリ2017の観覧へ行った感想
書きつくされたM-1グランプリ2017の感想を一週間たった今、敢えて書きます。
■観覧チケットが当たる
大会一週間前の土曜日の朝、自宅に観覧チケットが届く。
すぐさま写真を撮って同行者に送り付ける。「能やん…」
テレビに写るかもしれない!!!!ということでスキンケアを強化するも連日の夜更かしで無意味に。
■毛利庭園を走り抜ける「あたおか」
当日は朝3時間だけバイトをして六本木へ向かった。
整理番号が29番と30番というなかなかの良番で、集合時間も早めだった。
ドキドキしながら都営大江戸線に揺られて、集合45分前に駅に着き(ギリギリでいつも生きている私にとって快挙!!)
余裕ぶっこいていたら道に迷う。
半泣きで道にいた人にテレビ朝日の場所を2回も訪ねたり、同行者と電話しながら六本木を駆け抜けた。(同行者はクソミッドタウン方面に降りてしまったらしい。すみません、私ミッドタウン嫌いなもんで)
挙句の果てに毛利庭園を走るなどして最悪な感じになった。
息切れしながら到着したら全然大丈夫で安心。まさに敗者復活戦をやっている六本木ヒルズアリーナ方面へ足を運ぶ。
■さらばの音漏れに泣きそうに
丁度、本命のさらば青春の光が漫才していた。
カッコいいのぼりの隙間から見えて、遠かったから内容自体はあんまり聴こえなかったんだけどこのタイミングに泣きそうになってしまった。
思わず「クリープハイプのPVやん…」と漏らす。社会の窓の、あの感じ。
(※そもそも観覧チケットの番号が29、30の時点でクリープファンの私たちへのレスだったんですよ。クリープには「二十九、三十」という楽曲があります。パーパーのほしのさんもこの曲好きなんですって!!)
■緊張のピーク
近くのカフェで時間をつぶすことに。
この時点で二人ともテンションがおかしくなってしまっていた。
とりあえずスタッフパスのようなものの撮影会をしたり、敗者復活の投票をしたり。
私は「さらば、見取り図、東京ホテイソン」に投票、同行者は「三四郎、ニューヨーク、さらば」に投票。
(翌日聞いた話だけどM‐1のURL送っておいた母も投票してくれていたらしい!「さらば、天竺鼠、ハライチ」に投票したよ~って。私だけ時空おかしくない……?)
■前説最高説
ついにスタジオへ。
プールイスみたいなところにぎゅうぎゅうで座っていく。会場は狭かったものの観覧たくさんで熱気というか表現のしがたいものがとてつもなく漂っていた。(あたおかみたいな文章…)
同行者と「前説誰かな~」という話を以前した時に、「BKB来てほしいな~」って言ったら、本当に来ちゃって、手を繋いで喜んだよね。
1組目がレイザーラモンの時点で会場がすさまじく沸いて、その次BKBで、くまだまさしで。この時点で超笑ってしまった…
カウントダウンをして、いざスタート。
(シンプルにエゴがすごい!から、終演後に「M‐1 観客」でエゴサしたんですけど 今年の客は笑いすぎっていう意見が多くて 良くも悪くもこれはお笑いなんだし実際超楽しくて、前説の方々“優勝”ですよね)
■上戸彩細すぎ
オープニングやらなんやらの間、緊張でずっと吐きそうになっててあまり覚えてなかったんだけど、上戸彩さんは細すぎました。
そもそもただの観客の私が吐きそうなんだから、演者はもっとだよね…笑顔笑顔……!なんて思ってその場しのぎ。
CM中に会場だけで流れていたVTRがあったんだけど、あれ良かった。
予選の名シーン集?みたいな、スタッフの方が選んで編集したんだろな~っていう映像。
イージードゥダンサーズの尺が長めで、ウケちゃったな。
■敗者復活のさらば9位で「あぁ~…」ってなったじゃないですか、あれ私です
今年は敗者復活先に発表システムで本当に良かった!!!!!!!
心臓がもたねぇ!!!!!!!!早く殺してくれ!!!!!!!!!といった感じだったので。
スーマラがAKB総選挙みたいな票数の離し方をしていざ決勝へ。
(ここでハリウッドザコシショウ「え‐けんびーんのっ!」)
個人的に天竺鼠が上位だったのが嬉しいし観たかったな~、
さらばが振るわなくて残念ではあったが、会場でどよめきが起きていたことは鮮明に覚えていて、良かったです。
■ネタの感想は……全組冗談抜きで面白かったです!!
生で、しかも2列目で観てたからっていうのもあるかもしれないけど、すべてのネタに拍手笑いしちゃったし、濃くてあっという間だったな。
「緊張しちゃって笑えなかったらどうしよう」「イロモネアちゃうねんから(笑)」と同行者と不安に思っていたのも無駄なくらい笑っちゃってさ。
めちゃくちゃ手が震えている人もいれば、お客さんに語りかける感じで漫才する組もいて。芸人さんは、ほんとうにかっこいいよ……
ミキが最後まで残ったのはすごいなー!って思ったしまさか優勝…?!と思ってしまった。(0票はびっくりしてイスから転げ落ちるかと)
(かまいたち応援してたし2本目も観たかったというのが本音だけど)全体的な結果には満足でしていまさらいうことなにもない。素晴らしい!!
福徳さんの悔しがり方は逆に潔くてよかったなー。あれくらいほしいよね。
かといってカミナリの敗退するときの頭撫でるやつは沸きました。
くじ引きで順番決めるのは、私は楽しくてよいと思った!
ガチ本命の芸人さんがいる人にとっては気が気じゃなくて苦しいかとは思うが。
誰かしらがトップを務めなきゃいけないしね。その点ゆにばーすがきっちり笑い取ってて、良かった。
(ゆにばーすがトップとなったときに、ゆにばーす応援していた隣の席の同行者「マジか…」)
■とろサーモンおめでとう
結果発表の瞬間はゾクゾクしたね。誰が優勝しても良いと思っていたから、単純に発表が楽しみだったし、ラストイヤーで報われたとろサーモンを生で観てこっちまで感動してしまった。
とろサーモンが優勝した時の銀テを浴びに浴びまくって、カバンに忍ばせて持って帰ってきちゃった。一番下の写真はそれです。
■ピンポンパンライス
「いやファミレス行ってピンポン押して店員さん呼んでハンバーグ定食頼んでパンorライス?って聞かれてるやん!」がやりたいために、サイゼリアへ。
(ハンバーグ頼むも、聞かれず)
同行者と私、おもろいもの観すぎて完全に語彙力を失っていたが12月3日を最後までちゃんと楽しむことが出来て有意義な時間だった。
ライブというものに一人で行き過ぎてそれが当たり前だと思っちゃっているんだけど、好きなものが同じな人とお笑いを共有できるのは幸せだなと気付いた。たまには人と一緒にお笑い観たいな~~、なんて贅沢。
■エモいターン入ります
小中学生の頃からお笑い大好きで、(在宅だったけど)生き甲斐にしていた。
そこからちょっと離れたりしつつ今年の8月に軽い気持ちで観に行ったお笑いライブから再熱して、しょっちゅう足を運んだり今まで以上にテレビにのめりこんだ。
そんな2017年に、こんな大きな賞レースの観覧が当たったのは奇跡なのかまたは必然なのか。すごい嬉しいことですよ。
キングオブコントではかまいたちが優勝して、ふくらむスクラム観てた~!!!!!となったし(本人たちは黒歴史って言ってて笑える)
とろサーモンは、私個人的にはあらびきスターだったからこれも感慨深い。
あらびき団なんて、中学生だった私の人格を形成したといっても過言ではないからねマジで。
2018年の前半はライブに行ってられるような状況じゃないことは分かってるんだけど、もう一回生き甲斐にして頑張ってやっていきたいと思っているんですけどね。
お笑いは最高だ。強い。
でも一番強いのはクマだな、クマ。でけぇし、爪あっから。